BrainyRabbit's Blog

趣味の旅行や日頃気になったこと、雑談など気ままに更新しています。

Hackers TOEFL対策の最新版を日本在住者が購入できるサイトまとめ

まず、2019年8月のTOEFL大幅更新を反映したハッカーズのTOEFL対策本のバージョンは以下の通り。

・Reading 4th Edition

・Listening 4th Edition

・Speaking 5th Edition

・Writing 3rd Edition

 

まとめ

 

詳細 

×:Amazon(最新版の取扱いなし)

・×:そもそも最新版は売られていない

・×:古いバージョンのものの値段は、定価の3~7倍で割高

2019/9/6現在、日本のAmazonでは最新版の取扱いなし。1-2版古いものが”最新版”として売られているので注意。おまけに、レビューによるとCD音源が付属していないらしい。

 

△:Hackersの公式サイト

・◎:公式サイトなので最安値

・〇:日本を含む海外への発送OK。海外からの発送なので日数はかかる。送料無料

・△:韓国語でのHPなのでGoogle翻訳のカメラとWeb翻訳を駆使して購入しないといけない

・×:PayPalなど比較的セキュリティの高い支払い方法に対応していないため、クレカ情報を直接サイトに登録しないといけない

最初はHackersの公式サイトから購入しようと思ったのですが、さすがに韓国サイトにクレカ情報を登録するのは怖いのでやめました。限度額10万円くらいの、不正利用されても被害がたかが知れているクレカを持っている人はいいかもしれません。

不正利用の取消しは結構時間や証明手続きの手間がかかるので、万が一があったときにクレカを諦められる or 対処する時間を惜しまない人以外は個人的にはおすすめしません。

 

〇:Choimirai Company(個人経営サイト)

横浜在住の韓国人?の方が経営されているサイトのようです(一応法人化しているようですが、資本金が600万円なのでほぼ個人経営と変わらないでしょう)。

個人的には、今のところ1番いい購入先かなと思っています。

・〇:定価の1.5~2.5倍と比較的良心的な価格設定

・〇:1万円以上で送料無料なので、3セクション以上買うなら送料無料になる

◎:日本国内から発送なので、他サイトに比べて届くのが早い

・△:日本国内からの発送だが、在庫を持っておらずお取り寄せになるため、2週間ほどかかる。(他サイトに比べては早いが、日本のECサイトのように早いわけではない)

・◎:セキュリティが比較的高い支払い方法:Amazon Pay、PayPalが利用できる。銀行振込も対応しているので、アカウントの入力も不安な人にもおすすめ。

 

×:ハングルプラス書店(個人経営サイト)

「TOEFL Hackers 購入」でググると、1番上に出てくるサイト。関西の方が運営されているサイトのようで、会社所在地は京都、発送地は大阪のようです。(こちらも一応法人化しているようですが、ほぼ個人経営の様子)

・×:定価の3-5倍の値段で販売されている

・×:CD音源なしの商品。MP3は有料で送付。(※Hackersの公式サイトから無料でダウンロードできるものです)

・×:景品表示法違反の表記多数で、モラルが心配。定価2,000円程度の商品を「定価7,000円→現在5,800円に割引中」などの表記が多数あり、いろいろ不安。

・×:韓国からの発送のため、サイトによると届くまで2週間程度かかる。また、ただの購入代行サイトで在庫を持っていないため、韓国の会社に発送先情報が共有される、在庫がサイトと連動していないため、韓国の書店に在庫がない場合さらに数週間到着が遅れる可能性がある

・△:セキュリティの高い決済方法に対応してないが、銀行振込には対応。クレカ決済はこのサイトに直接情報を登録する方式のため、上述のモラルの会社に登録するのは不安が残る

 

 

【番外編】

韓国に行って韓国の書店で購入する

もはやサイトでもなんでもないですが、4冊すべて買うなら、LCC利用で日帰りで韓国で買うのが実は1番安い方法だったりします。東京からなら日によっては往復でソウルまで数千円なので、時間があって度胸がある人ならいいかも。

一瞬考えましたが、1日かかるのと韓国に一人で行くのはさすがに怖いのでやめました。4冊だけなら先に紹介したChoimirai Companyで買うのと2-3千円しかかわらないので。

メルカリ

出品数は少ないですが、旧バージョンが安く出品されています。

ライティングなど、あまり試験内容に変更がなかったものはメルカリで買うのもいいかもしれません。

Grammaly(有料会員版)検知できなかったミス・誤った指摘をするケースまとめ(随時更新)

Grammalyの有料会員版、さくっと文法上のミスやスペルエラーを見つけるのに重宝しています。

とはいえ、自動でエラーを検出する技術はまだまだ発展途上なので、検知できないミスや誤った指摘をされることもあります。

 

使っていて気づいたこれらの仕様を備忘のためにまとめておきます。

発見したものは随時追記していきます。アルゴリズムは日々改善しているようなので、これらのミスもいつの間にか直っているでしょう。

一覧

 

それぞれの詳細

1.前後の文章を踏まえた指摘はできない

⇒そのため、時制を連動させた指摘はできない。

例えば、「5年前に病気になった。その時たくさん寝ます。」といった文章でも、「寝ます」→「寝ました」のような指摘はなく、問題ないと判断されている

2.andの前に必ずコンマ指摘がくる

⇒「blue, yellow and red」のように列挙する場合でも、「andの前にコンマが必要」との指摘がある

3.「超いいね!」の意味の「very cool」を「very cold」か「very fresh」に変えるべきとレコメンド

⇒意味違う…。ちなみに別に温度や食べ物の文脈で使ったわけではなく、サービスがよかったという感じの文章中でのこと。

 

 

DMM英会話はTOEFL対策に使えるか?-3か月使ってみての感想と利用の注意点

TOEFL対策として、オンライン英会話最安値のDMM英会話が使えるのか、3か月使ってみました。

 

結論から言うと、「DMM英会話はTOEFL対策としては使えない」と私は感じました。(2019年9月記載時点)

 

尚、今回私が利用したのは、プラスNativeクラスではないので、講師の質に関するコメントはプラスNativeコースでは状況は異なるかもしれません。

しかし、後述の通り、教材自体が使えないので、結論はNativeコースでも変わらないと思います。

目次

 

そもそもDMM英会話のTOEFL対策はどんな感じ?

・韓国タラグォン社の「TOEFL iBTスピーキング」という教材を使用(英語のみ)

・上記教材は、予約した授業で利用するページのみ(1回あたり1問、2-4ページ)閲覧可能。ダウンロードやPDFの取得は不可(キャプチャはできる)。

・対応はスピーキングセクションのみ

2019年8月のTOEFL試験内容の大幅変更には対応していない旧試験対応の古い教材。リスニング音源なし(※後述)

・1回あたり25分のコマで、1問を講師と一緒に進める感じ

 

TOEFL試験対策に使えないと感じた理由

ざっくりいうと、①TOEFL指導できる講師がほぼいない、②教材提供の制約で設問1(旧設問2)のPersonal Opinionの対策しかできないの2つです。以下、詳細な状況をまとめておきます。

1.TOEFL教材での指導対応の講師が少ない

TOEFL指導は全員が対応しているわけではなく、「TOEFL対策可能」としている講師のみが対応可能なのですが、この講師の数がかなり少なく、予約可能な講師がいないため、TOEFL対策の授業の申し込みができない日がありました。

この記事を書いている現在時点で明日の予約可能枠を検索すると、条件指定なしでは3,000人の講師が表示されますが、「TOEFL対策可能」のフィルターを掛けると、わずか26人になります。

このように、多くの講師が在籍していますが、TOEFL対応をしている講師の数はかなり限られています。

 

2.「TOEFL対策対応可能」としている講師でも、指導できる講師がほとんどいない

そもそも「TOEFL指導可能」の講師が少ないのですが、「可能」としていても指導できる講師はほとんどいませんでした。

3か月の間に50人ほどのTOEFL対応講師のセッションを利用しましたが、「有用なフィードバックをくれたな」と感じた講師はわずか1名のみでした。自分で喋りながら気づいた文法上のミスや発音・アクセント間違いさえ指摘できる講師はほとんどおらず、毎回フィードバックが「Very Nice!」のコメントだけということが多々。。

中には「自分の方が英語喋れるじゃん」と思うような講師もたくさんいて、自分で録音→聞いて修正の方がよっぽど意味があったと感じることも多々ありました。

もし利用するなら、経験上、★4.9以下の講師はほぼ100%TOEFL指導はできないので、避けた方がいいと思います(DMM英会話ではにこやかな人が高い評価になりがちなのでレーティングが高くても英語指導ができるとは限りませんが、4.8以下は英語力に問題ありの講師が多いです)

 

3.「TOEFL対策対応可能」としている講師でも、TOEFLの知識がある講師がいない

2019年8月にTOEFL試験の改定、特にSpeakingセクションで大幅な改定があったのですが、セッションを受けた50人講師中、改定されたことを知っていた講師は一人もいませんでした。

TOEFL専業でも、試験対策のプロでもないので仕方ないといえば仕方ないのですが、もう出題されない旧設問1や旧設問5の問題が普通に出題されてしまうので、利用者が把握していないければ時間を無駄にしてしまうと思います。

 

4.教材が古く、現在のTOEFLの試験に対応していない

先に述べたように、改定前のTOEFL教材のままのため、もう出題されない設問形式の例題が選べてしまうようになっています。

厄介なのが、DMMの教材は予約した回のセクション数ページしか閲覧できないため、予約時点でどのような教材・設問で授業が進められるのかがわかりません。(セクション番号と見出しのみ閲覧可能)

一度予約すれば選択したセクションの教材は閲覧できるのですが、予約後にセクションの変更はできません。一度予約をキャンセルすれば別のセクションの予約も可能ですが、TOEFL対策講師は少ないので、予約を入れなおす前に他の人にとられてしまうこともあります。

 

5.Listeningのある設問に音源がないため、設問1以外の対策は難しい

TOEFLのスピーキングでは、旧設問3以降はリーディング、リスニングした内容を踏まえて回答するIntegrated Taskなのですが、DMM英会話では講師にこの音源が提供されていないため、リスニングの内容が教材上にテキストで記載されてしまっています。

出題形式に近い形でやるとすれば、これを講師が読み上げて、それを聞くという感じで進めるのですが、講師も初めて見る文章なのでスラスラ読めないし(スピードが遅い)、登場人物3人の会話を一人で読まざるを得ないしで本番とは程遠いものとなります。

先に述べたように、TOEFLの出題形式も把握していない講師も多いので、「では、この文章を声に出して読んでください」ともかなりの回数言われました。(聞き取った内容をまとめて話せるかの質問なのに文章で読ませてどうする…)

このような状況なので、必然的に対策に使えるのはIndependent Taskのみなのですが、旧式の設問1:Personal Preferenceが試験改定で出題されなったため、対策できるのは設問1(旧:設問2)のみとなってしまっています。

 

以上のような状況のため、DMM英会話はTOEFL対策としては利用できないと感じました。張り切って2コマコースで契約してしまったものの、TOEFL対策を予約できなかったり評価の低い講師しかあいていなかったりで全然対策できなかったので、結局大半をフリートークで使わざるをえなくなりました。

フリートークで手軽に雑談を楽しむ分には、お手頃価格でいいサービスだと思います。

シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ「クラブフロアスイート」に宿泊してきました@千葉:日本

2019年9月にシェラトングランド東京ベイに宿泊してきました。

マリオットと統合してから初めて宿泊したのですが、かなりサービスや特典が改善されていました!

 

目次

 

前回宿泊時の記録はこちら⇒
前回は、部屋はとても素敵でしたが、サービスが海外を含めて今まで泊まった中でワースト1・2を争う位にひどかった…。
 

プラチナ会員特典

前回宿泊時(2018年)は、プラチナ会員特典など皆無に等しかったこちらのホテルですが、現在は以下のようなプラチナ会員特典が追加されています。

下記施設の無料利用

・フィットネス

・室内プール

・館内温泉「舞湯」

・ペントンゴルフ(※子供向けパターゴルフコース)

 

室内プールは、25mプールとプチジャグジーがありました。

温泉は、男湯女湯それぞれに中くらいの浴槽がある感じで、サウナや無料のマッサージ機もありました。立地上、子連れ客が多いので、サウナやマッサージ機がガラガラだったのが嬉しかったです。

 

また、ウェルカムギフトとして、1,000ポイントか1Fまたは2Fのレストランでの朝食ビュッフェが選べます。どちらのレストランもおいしいので、個人的には朝食ビュッフェへの振替がおすすめです。ポイントを選んだ場合でも、ラウンジでの朝食はとれます。

 

部屋

今回宿泊したのは、クラブフロアのスイートルームです。

リビングエリアはこんな感じです。ソファーも座り心地が良い!

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2種類のコーヒーメーカーがありました。水はなぜかいろはす。

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ベッドルームは広めで、クイーンサイズのベッドが2つあります。

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バスルームはかなり広めで、独立シャワーブースとバスタブがあります。バスタブは大きめ。

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2口の洗面台とアメニティ。アメニティはシェラトン系列のものですね。

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オーシャンビューの部屋だったので、眺めがとても素敵でした!中庭にある屋外のプール(夏季限定)も見渡せます。

尚、逆側に宿泊した場合は工事中の更地とその奥にディズニーランドが見えます。笑

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ラウンジ

前回散々だったラウンジ。部屋を追加したそうで、混雑はやや緩和していましたが、17-18時頃は外に入室待ちの列ができていました。

チェックイン時に頂いたプラチナ会員特典の説明書きでは、乳幼児のラウンジ入室は禁止とあったので、前回のひどい状態が改善されたのかなと思っていましたが、相変わらず乳児連れ・幼児連れでラウンジに来ている家族が多かったです。

しつけのされていない子が叫びながら走り回ったりこぼしたり、相変わらずファミレスのような雰囲気でした。

海外のシェラトンや国内でもウェスティンだと、幼児連れの入室はきちんと断っているので、こちらも早く対応してほしいです。。

ただ、21時半以降は通常のラウンジと同じ利用者層になるので、ゆっくりできてお勧め。常連さんらしい年配の方とお話したのですが、こちらのホテルは大人数でスイートルーム一部屋に泊まった方が、個室を人数分予約するより安くなるので、マナーの悪い利用者もラウンジに入ってきていると仰っていました。。なるほど。。

 

写真は人の少ない22時頃に撮影。

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f:id:blockblack:20190904223714j:plainミール提供時の食事。(お皿が足りなかったので、盛り付けが汚い…)

カクテルやサングリアなど、いろいろな種類のお酒があります。

バータイムまで、アサヒの生ビールも。

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利用できる館内施設も増え、不快な対応も今回はなく気持ちよく滞在できたので、また利用したいと思います

Zozi(旧:Alikopi)のキャッシュバックをビットコインに出金してみた

Zozi(旧:Alikopi)のキャッシュバックがたまったのでビットコインのウォレットに出金申請をしてみました。

全く気付いてなかったのですが、新アプリに移行してからWebMoneyZ(USD建て)への出金ができなくなっていました。。うーん。

WebMoneyZがなくなり、PayPalの個人出金が停止されてしまった今、日本在住の日本人が今出金できる方法は、ビットコインでの出金のみ。

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必要なのは、①登録メールアドレス、②ビットコインウォレットのアドレス、③電話番号。電話番号は、+81の日本の番号を入力。

出金時点で350ドルほどたまっていたのですが、出金申請を押すとこんな注意書きが…

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えー。。。

ざっくりいうと、「150ドル以上もキャッシュバック貯まるほど買ったなら商業アカウントだろうから、追加で4.8%手数料取るね」と。

目を皿にしてアプリのFAQやら規約やら隅から隅まで読みましたが、そんな記載はなし。追加料金取られるなら、早めに出金してたのに。。。

Postpone押したところで残高を分けて出せるわけでもないので、仕方なく同意して出金。

 

残高が口座から消えたものの、出金申請履歴が確認できるページが今のバージョンのアプリではないのでどうなってるかは今のところ不明です。

今のところ、自分のビットコインウォレットにはまだ着金していません。1-30日で着金しますとの記載がアプリ上にはあるので、様子を見て着金がなさそうなら問い合わせしたいと思います。

 

【2019/9/5追記】

上記申請のビットコインが無事に受け取れました!

申請してから1日半後というスピード対応です。

今後はこまめに申請しようと思います。

米国公認会計士(USCPA)の不足単位取得に慶應大の通信教育を利用した話

少し前にUSCPAの資格を取得した話です。

USCPAの受験資格要件は州によって異なるのですが、多くの州で学歴要件(取得単位数の下限)があります。

私はLicenceの取得までしたかったのでワシントン州に出願したのですが、ワシントン州は要求単位数が多く、学部生時代の単位では足りなかったので追加で単位を取得する必要がありました。

(参考)ワシントン州の受験資格

・学位要件▶4大卒以上
・単位要件▶総取得単位150単位以上、会計24単位(内15単位以上がUpperレベル)以上、ビジネス24単位以上

 

 

実際に受講して単位を取得し、無事ワシントン州での受験資格を認定されましたので、経験談として情報をまとめておきます。

 

目次

 

アビタスやTACなどが提携している米国の大学の通信教育単位は単位ごとの課金のため、慶應義塾大学通信は年単位での支払いなので多くの単位数が必要な人は料金・時間を節約できます。

一方で、開講科目や受講形態の制約から、利用できない人もいます。

履修可能科目の関係から、出願する学部は「経済学部」一択です。(文学部や法学部で履修できる科目で認定されるものはなし)

 

1.慶應通信での単位取得が適している人と適していない(または、利用できない)人

①向いている人:

1.不足単位数が多い

TACのブラッドリー大学通信単科受講のサイトによると、14科目で35万円くらいとのとこと。
慶応義塾大学通信なら入学試験料入れても初年度14万円弱なので、不足単位数が多く、1年以内に必要単位を取り切ってしまうつもりなら、こちらの方が安いです。

逆に、不足が数単位であれば割高になります。

2.Upper Classの単位数は足りている

一部州では、Upper Classの科目の単位数が必要ですが、慶応義塾大学通信ではUpper Classのビジネス・会計科目の開講はほとんどないので、一般科目が不足している人におすすめです。

3.勉強が得意で仕事が早い

科目や大学にもよりますが、米国の大学の通信教育単科受講の場合、①授業の視聴、②レポート・小テスト、③最終試験があり、1科目につき50~80時間程が目安のようです(試験勉強時間は除く)。授業の視聴状況も確認されるため、これが最も時間を要するものとなっています。

慶應通信の場合、①テキストでの履修+レポート提出(4,000字ほどのレポートを1~2回。)、②試験の受験のみのため、自分の能力次第では時間を短くすることができます

私の場合、経済系の学問の知識があったこと、勉強が苦手ではなく論文を書きなれていたこともあり、1科目当たり:レポート4-8時間 + 試験勉強1時間 + 試験1時間程度の合計10-15時間程で必要な科目をほぼSスコアで取得できました。

 

②向いていない(または、利用できない)人:

1.大学・大学院在学中の人

通信制でも大学入学という形になり二重在籍となるため、在学中の人は出願できません(日本の制度では、二重学籍は認められていない)。卒業後であれば、もちろん大卒でも院卒でも出願可。

2.Upper Classの単位が足りない

Upper Classの科目がほとんどないので、Upper Classの単位は他の方法で取得する必要があります。

3.勉強が苦手な人・レポートを書きなれていない人

向いている人のところで述べたように、レポート+試験により評価されるので、どちらも苦手な人は時間がかかります。特に、レポートは合格するまで何度でも再提出となり、合格するまで単位取得とならないため、レポートに時間がかかる人/苦手な人はかえって時間がかかると思います。

また、勉強が苦手な人は、USCPAの試験内容とは異なる日本の会計・簿記を試験対策を追加で勉強しなければならなくなるため、向いていないと思います。(米国の大学の通信教育は、会計基準や法令が米国の内容であるので二重の学習にならないので、勉強が苦手なら応用がきくそちらに集中した方がベター)

4.田舎住まいの人

通信教育ではあるものの、試験は試験会場以外での受験ができません。試験地になっていない地方住まいの方は、試験を受験するための旅費や交通費がかさむため、結果的に高くなります。地方であっても、大阪・名古屋・福岡などの都市部在住であれば、年間4回、在住都市での受験が可能なので心配ありません。

5.土日に休みが取れない人

試験は土日のみに開催されるため、土日に受験ができない場合は単位の取得ができません。

 

2.メリットとデメリット

メリット

1.多くの科目を取るのであれば、料金が安い

2.時間が圧倒的にかからない

3.スケジュールの都合で試験が受験できない/不合格で再受験でも、追加料金なく次回試験に申し込める

⇒忙しく予定が読みにくい人には3が結構メリットになると思います。TACのブラッドリー大学の場合、受験申し込み毎に1科目あたり24,000円必要なので。

 

デメリット

1.出願手続きがやや面倒

合わせて2,000字ちょっとの小論文(というほどでもないが)の提出と、出願書類の準備が必要。

2.入学・試験スケジュールが決まっている

入学が4/10月、試験が4,7,10,1月のみのため、「1ヵ月以内に単位を取得したい!」というような急ぎの単位取得はできない。最短で、4月入学→7月試験(※入学直後の4月試験は受験資格がないため)→単位発表9月、というスケジュール。単位発表後に成績証明書の発行が可能。

3.試験内容はあまり活きない

日本と米国では会計・監査基準などが異なるため、取得した単位の勉強が必ずしもUSCPAの試験に生きるわけではない。コンセプトはあまり変わりませんが。

 

3.実際にUSCPA受験資格として認定された科目

慶応義塾大学通信で取得し、試験資格を満たしているものとして認定された科目を記載しておきます。ワシントン州出願の自分のケースのため、他の州では異なるかもしれないのでご参考までに。

自分の経験談ですが、同じ科目名でも、別の大学で取得している単位は別々に有効と認定してくれましたので、学部時代の履修科目との被りは気にしなくてもよいと思います。

(例:A大学「簿記論 2単位」、B大学「簿記論 2単位」→合計4単位として認定)

 

ビジネス単位

経済原論(ミクロ経済学) 2

経済原論(マクロ経済学) 2

経済史 4

経済政策学 2

金融論 2

経営学 3

経営分析論 2

会計単位

会計学 3

簿記論 2

原価計算 2

会計監査 2

※数字は単位数。

新宿パスポートセンター 8月下旬はガラガラ。

新宿パスポートセンターにパスポートの更新に行ってきました。

パスポートセンターのHPでは、8月は1年で一番混雑すること、特に有楽町センターは2時間ほどの待ち時間が生じる場合があるなど、危機感をあおる文言が並んでいたのでどれくらい待つのかと戦々恐々としていました。

8月上旬やお盆前後は混むものの、8月後半は①旅行前にあわてて新規申請組がいない、②HPを確認してくる人は混雑予想を見て避ける、ようなのでガラガラでした。

土日の次に混雑すると書かれている、木曜日の12時ころに行きましたが、並ぶことなく申請できました。記入の時間を合わせても15分くらい。