BrainyRabbit's Blog

趣味の旅行や日頃気になったこと、ときどき仕事について気ままに更新しています。

カンボジアのトゥクトゥク、合法ドライバーは5%のみ。85%は無免許運転

ホテルのラウンジで新聞を読んでいたら、新聞トップに表題の記事が載っていました。

カンボジアの公共事業・運輸省(Ministry of Public Works and Transport)の政府高官によると、カンボジアには20,000人のトゥクトゥクドライバーがいますが、うち合法(営業認可取得済)で営業しているのは全体の5%にあたる約1,000人のみ、運転免許を保有しているのは3,000人のみという記事でした。つまり、85%のトゥクトゥクの運転手は免許さえ持たずに運転している、ということになります。

カンボジア政府は免許取得・営業許可取得を促す施策を実施しているものの、取得件数は伸び悩んでいるようです。

(参照:"Only 1,000of Cambodia's tuk-tuk drivers legal" The phnom penh post(4/28/2019)掲載)

 

記事には書かれていませんが、背景には汚職のひどさがあると思います。

カンボジアでは汚職がひどく、警官や政府職員が観光客にも(もちろん現地人にも)普通に賄賂を請求してくることが日常茶飯事となっています。そのため、時間やお金をかけて正規の免許や営業許可を取るより、警官に賄賂を支払って見逃してもらう方がドライバーにとってお得なので、合法にするメリットがドライバー側に少ないというのがあります。

トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が毎年公表している腐敗認識指数では、カンボジアは調査対象180カ国中161カ国位、ASEAN最下位の地位をキープし続けており、現在でもGoogleMapの陸路での入国審査所のレビューに「賄賂を払わなければ入国させないと言われ、拒否した観光客は全員入国ゲート前に置いて行かれた」などのコメントが並んでいます。(空路入国では賄賂の請求はあまりありませんが、審査官の前に「ここでは一切お金を払う必要はありません」という旨のプレートが貼られています)