クアラルンプール出張時に、Touch'n Go(クアラルンプール版Suicaのようなもの)を利用したので利用のメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
①1回あたりの運賃が安くなる
現金支払いより15%ほど安くなります。
例えば、KL Sentral⇒Asia Jayaであれば、現金払いは2.8MYR、Touch'n Goなら2.4MYRです。
②乗車がスムーズ
Suicaと同じように、都度チケットを買う必要がないので手間が減ります。
③一部の店では店頭で使用できる
これもSuicaと同じです。大手チェーン店は対応していますが、小規模チェーンは未対応のところが多い印象です。
デメリット
①カード料金が必要
”デポジット”ではなく、”カード代金”として徴収されるので、帰国時に払い戻しを受けることはできません。カード代金は、種類によりますが5MRYほどです。
②チャージの手数料がかかる(カウンターの場合)
カウンターでのチャージの手数料として、チャージの都度0.5MYRがかかります。
では、「自動チャージ機でチャージすれば良いじゃん」と思うかもしれませんが、自動チャージ機は全ての駅にあるわけではなく駅構内で見つけるのがなかなか難しかったです。
今回利用した12駅中、設置があったのは3駅のみ。うち1駅は故障中で利用不可でした。
③カウンター発行しかない(自動券売機で購入できない)
カウンター発行しかなく、チャージもカウンターで行う人が多いため常に並んでいます。
さくっと買えないのが難点。
④1年間利用がない場合、残高は失効する
表題の通り。1年に1回以上くるか、きっちり使い切るかが利用するかの見極めポイントかも。
まだまだ発展中のサービスのようなので、これからどんどん改善されていくと思います。
路線図