ワルシャワは現在でも19世紀に建築された要塞がいくつも残っています。
ワルシャワの方針が、歴史的建造物として残すのではなくリノベーションして都市に組み込む方にシフトしたようなので、別物にされてしまう前に見ておこうと思い、いろいろと見てきました。
既にリノベーションされてしまったMokotów Fort。
目次
名前
Traugutt's Fort (Alexey's)
ポーランド語の文献を英語にDeepLで翻訳して読んだので、正確に訳されているか不明ですが、Alexey's→Berg→Traugutt'sの順で名前が変遷したとのこと。
場所
現在はフットボール場等があるスポーツ施設の敷地内の一部です。
写真
グーグルマップの写真だと、以前は中に入れたようですが、現在は柵で覆われていて中に入ることはできず。。
入口の注意書きには”建物の保全のための修復作業のため補助金…”等と書かれているので、修復が終わったら入れるようになりそう。
コロナ後+オフシーズンなので、今は修復中の建物が多いなぁ。。
入れなかったので、今回は外壁のみ撮影
概要・歴史
Cittadelが刑務所としての機能が中心となり、都市防衛の機能が十分でなかったので、追加で防衛を目的に建築された要塞。
1847年から1849年にかけて建設され、1864年から1874年にかけて近代化。1939年9月には、高射砲小隊が駐在していた。
元々、この砦は大きなレンガ造りの大砲の柱で構成されており、近代化の過程でレンガと土で補強されたテレスコープの形になった。形状は、周囲を空堀で囲み、カポニエールで守る形になっている。