タリンの博物館:Kiek in de Kök Museum and Bastion Tunnelsに行ってきました。
入場料6EUR(学生4EUR)で、地下通路、城壁、砦内と中の博物館が見れるかなりお得な博物館です。普通に歩いてみて回ると、2時間くらい。
見れる範囲がこれだけあります。広すぎるので、外観の写真が1枚に収まらない
まずは塔の部分から登りました。
塔の中は博物館になっていて、中世以前~近代までのエストニアの歴史の展示です。
ヨーロッパの中世の博物館にいくと絶対にある辱めの刑。拷問器具のコーナー。
最上階まで登ると、旧市街が一望できる。いまでも塔以上の高い建物がないので、見通しが良いです。
城壁建物の部分に甲冑カフェがあります。甲冑が壁中に飾られていて
椅子も甲冑デザインでおしゃれ。
展望デッキになっていて、見渡せます。
Bastionの地下に移ります。
石造りで、地下の湿った雰囲気。ここから下がっていきます。
地下通路は全部で数十kmあるのですが、入れる部分は限定されています。それでもかなりの距離ですが。
この地下通路は、戦時中は防空壕と毒ガス攻撃からの避難所として使われていたそうで、その展示がされています。旧市街が毒ガス攻撃にあった際の映像が流れており、普通に歩いていた人たちが数秒ふらふらっとなったとおもったら一気に力が抜けてバタっと倒れる様子は衝撃でした。種類にもよると思いますが、そのガスは油溶性なので旧市街の水場に人々がハンカチを濡らしに行き、そのハンカチで口を覆って逃げるという動きをしていました。
現代からかこにさかのぼっていく形の展示なので、中世やそれ以前のものは終りの方にあります。