BrainyRabbit's Blog

趣味の旅行や日頃気になったこと、雑談など気ままに更新しています。

クラクフゲットーの壁(Fragment of Ghetto Wall)@クラクフ:ポーランド

クラクフの旧ユダヤ人ゲットー地域に、わずかですがゲットーの壁の一部が残っており、見れるようになっています。

特に大々的に展示されているわけではなく、壁の一部にポーランド語で説明が書かれている金属板が設置されているのみ。



場所

住所:Lwowska 29, 30-548 Kraków, Poland

オスカー・シンドラー博物館の近くです。

 

写真

 

ショパンコンサートに行ってきた@クラクフ:ポーランド

クラクフ観光のついでに、クラクフのショパンコンサートを聴きに行ってきました。

ショパンの曲のみ演奏するコンサートはポーランドに複数あり、その一つがクラクフにあります。

 

目次

 

 

場所

Chopin Music Concerts

住所:Chopin Gallery, 14 Sławkowska str

 

料金

70PLN

チケット予約はネットから可能(英語サイトあり)。予約なしでも当日行けば、空きがあれば受付けからも購入できます。

予約完了すると、以下のような確認画面が表示されます。

 

コンサート

コンサートは、毎日19時30分から開始されます。(開場は19時くらい)

チケットはワンドリンク(スパークリングワインかビール)が含まれています。

受け付けのおじいちゃんに日本人だといったら、「コンサートで使ってるピアノはヤマハだよ!」と言っていました。さすがにプレイエルはメンテナンスが難しいから無理だよね。。

オフシーズンかつ旅行規制緩和直後だったからか、ガラガラ。100席くらいですが、いたのは10人くらい?

開演前に、演奏者のプロフィールと曲目が配られます。この日の演奏者は、ヨーロッパの小さめのコンクールで複数入賞実績があるクラクフ音楽アカデミーの学生さん。

曲目はショパンの有名な曲がずらり。観光客がターゲットなのでライト層によさそうな選曲ですが、得意でない曲も入ってるのかな、という感じで、曲によってはかなり速弾きしたりしていました。笑

 

コンサートは一時間弱。多分一時間の設定だけど、何曲かかなり速弾きだったので早く終わった様子。

コンサートが終わるころには暗くなっていて、ライトアップがきれいな時間に。

お手軽にショパンを楽しめるコンサートでした。

 

カティーンの十字架(The Cross of Katyń)@クラクフ:ポーランド

クラクフのヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)の近くに、古い十字架の周りに大量にお花が供えられている場所がありました。

説明が記載されているであろう石盤はポーランド語のみの表記で、何の場所なのか最初に通りかかった時はわかりませんでした。十字架には「1940 Katyń 1990」と書かれています。

この場所が何の場所なのか、わかったのは「オスカーシンドラー博物館」での展示を見て。

展示の一部に、小さくこの事件の説明がありました。

要約すると、

Soviet NKVD(後のKGB)に殺害された4,443人のポーランド人将校や兵士の遺体が発見された場所。1939年秋以降に行方不明になっていたポーランドの将校・兵士の遺体で、ソビエト軍のポーランド侵攻時に捕虜になっていた人たちで、この事件はドイツによる反ソビエト感情をあおるプロパガンダに利用された。

 

シンドラー博物館では、軍服を着て半白骨化した遺体が大量に並べられていたり、木に括り付けられていたり。。かなり生々しい大量の遺体の写真が展示されていました。

 

 

場所

住所:30-001 Kraków, Poland

 

Karmello(ポーランドのチョコレートカフェ)@クラクフ:ポーランド

クラクフのチョコレートカフェ:Kramelloに行ってきました。



ポーランドで有名なちょっとチョコレートのお店のカフェです。

日本でもソラマチやヒカリエに出店しています。

日本ではピエールマルコリーニくらいのやや高級なブランド戦略・価格帯ですが、現地ではちょっといいチョコレート、くらいの感じです(日本でいうゴディバくらいのポジション?)

クラクフ旧市街内のパティスリーにもかかわらず、カプチーノは9.99PLN(約300円)、チョコは一粒1.5PLN(約45円)と非常にリーズナブルです。

チョコレートはお店で食べられるものと箱詰めで販売されているものが分けられています。お店で食べられるのは賞味期限短めで作り立てのいわゆるパティスリーチョコレートで、箱詰めで売られているのは大量生産で日持ちするものになっています。

 

チョコレートのアソートメントは、たくさん入っていて34PLN(約1,000円)~とこちらも日本のKarmelloの1/3~1/4の価格で買えます。

ヨーロッパのパティスリーチョコレートは、ダークチョコレートと砂糖が中心で日本人の好みに合わない者が多いですが、Kramelloのチョコレートはミルクチョコレートと濃すぎないダークチョコレートが中心なので、日本人の口にも合うのでお土産によさそう。写真のチョコレートは33PLN。

 

場所

住所:Floriańska 40, 30-962 Kraków, Poland

ドラゴンの巣(Dragon's Den)に行ってきた@クラクフ:ポーランド

ヴァヴェル城にある”ドラゴンの巣”(英:Dragon's Den、ポーランド語:Smocza Jama)を見に行ってきました。



目次

 

場所

住所:Wawel 5, 31-001 Kraków, Poland

 

写真

ヴァヴェル城(Wawel Catsle)のチケットセンターでチケットを購入。ヴァヴェル城は建物ごとに入場料が設定されていて(コンボチケットもあり)います。今回はDragon's Denのチケットのみ購入。

ヴァヴェル城の門から入ります。

入口の写真を撮り忘れましたが、Dragon's Denの入り口と書かれている小さな小屋のような建物から、階段を下りて地下に行きます。

地下に石造りの洞窟が広がっています。確かにドラゴン住めそう。

 


ドラゴンの巣を出たところに、住んでいたドラゴンの像があります。
子供たちに人気でみんな写真を撮っていました。

 

逸話

ポーランドで有名な逸話(童話?)の竜が住んでいた場所、というところらしいです。

微妙に仔細が異なる複数のパターンがあるようですが、大まかな話はこんな感じ。

 

クラクフの川沿いに生贄(牛)を要求する邪悪なドラゴンが住んでおり、人々はドラゴンに悩まされていた。二人の王子(兄弟)が討伐に向かい、牛の皮の中に硫黄を詰めた偽物の牛を食べさせ、ドラゴンを退治した。ドラゴン退治後、手柄を独り占めしようと弟王子が兄王子を殺害しドラゴンのせいにしようとしたが後に露見し、都市を追放される。)

 

中世ヨーロッパの民話って、起承転結で一貫した感じでなく、途中で「え、なんで?」となるものが多い。なんとなく、生臭い元ネタがあるんだろうなぁと思う。

 

 

ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)に行ってきた@クラクフ:ポーランド

 ヴィエリチカ岩塩坑(英語:Wieliczka Salt Mine、ポーランド語:Kopalnia Soli „Wieliczka”)に行ってきました。

全てが岩塩でできた地下空間で、圧倒されます。

行き方

クラクフ市内から304番バスで30分。60分チケットで大人6PLN(学生3PLN)。

最寄りバス停は、Wieliczka Kopalnia Soli。

クラクフから送迎ツアーも出ていますが、60EUR~とかなり割高でチケット手配されていないなどレビューも低いので、英語(またはポーランド語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語)が話せるなら、個人でバスで行った方が値段的にも時間の自由度的にも良いです。

バスは今どこを走っているのか表示されているので、ポーランド語が聞き取れなくても大丈夫。

 

チケット

個人で回ることはできず、ガイドと一緒に集団で回ることになります。

チケットの購入は公式サイトから、時間を指定してできます。↓

外国語ガイドの場合、大人119PLN、高校生まで99PLN、大学生(ISIC学生証あり)109PLN。ポーランド語だと大人87PLNと、若干安い。

 

外観

 

事前にチケットは購入していたので、ticket受け取り場所で受取り、時間まで待ちます。チケットは現地でも購入できますが、オフシーズンでもかなり並んでいたのでネットで予約して現地で受け取る方式がベスト。

 

時間になり、ガイドに従って入口から入ります。

ここから入って、15分ほどひたすら螺旋階段を徒歩で降りていきます。体力があまりないので、なかなかつらかった…。同じグループにかなりうるさいオランダのおばちゃんグループがいたのですが、半分も過ぎる頃には皆無言になってました。笑

降りた先、一番最初にあるオブジェは鉱山夫。岩塩を切り出して地上に運び出す作業をしています。

有名な、コペルニクスの岩塩像。これを含め、中のオブジェはすべて岩塩を彫ってつくられています。広い空間で一面岩塩。壁の丸太は、岩塩採取後にバランスが崩れて崩壊するのを防ぐために取るたびに入れていくそうです。

ハンガリーの姫でポーランド王妃となったキンガ(現在はカトリックの聖人)のストーリーを再現した彫像たち。キンガはポーランド国王との結婚に気乗りしなかったのでハンガリーの岩塩坑に婚約指輪を投げ捨ててからポーランドに向かい結婚しましたが、のちにヴィエリチカ村の塩の採掘所からこの指輪が見つかり、ヴィエリチカの調査をしたところこの岩塩坑が見つかった、という話に基づいています。(当時、ハンガリーから輸入した塩の保管場所であったとのこと)ハンガリー人グループはうんうん、と聞いていたので、ハンガリーだと有名な話のようです。他の国の人はへーって感じの反応だったので、ヨーロッパ中で知られている感じの話ではなさそう。

かなり広い…どんどん下がっていきます

一番の見どころ、塩のチャペル。壁も階段も祭壇も彫刻もすべて、塩でできています。

このチャペルでは、実際に結婚式を挙げることもできるとのこと。宗派は問わず誰でも可能とのことですが、挙式実績が一番多いのはポーランド人ではなくスコットランド人とアイルランド人らしい。

この部屋の彫刻にはルールがあって、同時期に担当するのは1人のみで、その一人が退任したら次の人、という形で作られているそうです。

確かに、壁の彫刻はすべてキリスト教関連ですが、統一性がないというかそれぞれのワークが並べられている感じ。

水のエリア。広くてきれい…

ここから、採掘した塩を運び出していたそうです。高さが数百メートルありすべて木製で丸太や材木が組み合わせられている。

地下のお土産屋さん。岩塩を使ったお土産がたくさんあります。岩塩ランプやアクセサリー、オブジェ、食用塩など。

ガイドツアーで今日入れる場所の最後です。広いスペースでホールのようになっており、運び出すトロッコレーンがあります。

周りが全て塩に囲まれているので、空気中にも塩が漂っています。ガイドさんが最初に「ツアー中は唇を舐めるのを我慢していて。ツアー終わった後に舐めてみてたらしょっぱいので空気中に塩が漂っていたことを実感できる」と言っていたので試してみましたが、確かにしょっぱかった!空気中・水中どちらも塩が含まれているので、結晶化した塩がロープにびっしり

地下に食堂があるので、希望があれば地下でご飯をたべることもできます。

この日は遠足の小学生グループがいたので、混んでいました。遠足でこんなところいけたら楽しいだろうなぁ。

 

全部で3時間くらいの徒歩ツアーで、説明を聞くとき以外はほぼ歩きっぱなしだったのでかなり疲れましたが、非常に見ごたえのある場所でした。

テオトコス正教会(Orthodox Church of the Nativity of the Theotokos)@トラカイ:リトアニア

トラカイはトラカイ城以外あまり観光スポットはないですが、いくつか地元の方が参拝する観光客も入れる教会があります。

そのひとつ、テオトコス正教会(英語:Orthodox Church of the Nativity of the Theotokos、リトアニア語:Trakų Švč. Dievo Motinos Gimimo cerkvė)。

 

場所

駅またはバスターミナルからトラカイ島に向かう道の途中にあります。

住所:Vytauto g. 32, Trakai 21106, Lithuania

 

教会