クラクフのヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)の近くに、古い十字架の周りに大量にお花が供えられている場所がありました。
説明が記載されているであろう石盤はポーランド語のみの表記で、何の場所なのか最初に通りかかった時はわかりませんでした。十字架には「1940 Katyń 1990」と書かれています。
この場所が何の場所なのか、わかったのは「オスカーシンドラー博物館」での展示を見て。
展示の一部に、小さくこの事件の説明がありました。
要約すると、
Soviet NKVD(後のKGB)に殺害された4,443人のポーランド人将校や兵士の遺体が発見された場所。1939年秋以降に行方不明になっていたポーランドの将校・兵士の遺体で、ソビエト軍のポーランド侵攻時に捕虜になっていた人たちで、この事件はドイツによる反ソビエト感情をあおるプロパガンダに利用された。
シンドラー博物館では、軍服を着て半白骨化した遺体が大量に並べられていたり、木に括り付けられていたり。。かなり生々しい大量の遺体の写真が展示されていました。
場所
住所:30-001 Kraków, Poland