クラクフのラーメン屋:ラーメンピープル(Ramen People)@クラクフ:ポーランド
クラクフのラーメン屋:ラーメンピープル(Ramen People)に行ってきました。
クラクフ市内に2店舗ある人気店です。お昼時は並ぶことも多く、常に宅配サービスの配達員が5人以上います。メニューは2店舗共通。
場所
今回行ったのは、中心街に近い方の店舗です。
住所:Czysta 8/LU 2, 31-121 Kraków, Poland
クラクフののラーメン屋を何店舗か食べ比べて、日本人が期待する"ラーメン"ならここがベストだなと個人的には思います。
旅行制限解除直後で観光客が少ないにもかかわらず、14:30に行って満席、3組待ちでした。
店内はカフェ風。カフェメニューも充実しているので、カフェ利用の人もいます。
豚骨横浜ラーメン(38PLN)と枝豆(12PLN)、玄米茶(15PLN)を注文。
豚骨横浜ラーメンは、名前で?となりましたが、家系豚骨のような感じ。スープもチャーシューも麺も美味しい。ヨーロッパでラーメンを出している店でちゃんとラーメンの麺を使っているところは多くないので、麺がしっかりしていると嬉しい。
炙りチャーシュー・味玉・海苔・ほうれん草・メンマ・刻み玉ねぎと具だくさんでした。厚切り炙りチャーシューは味がしみていて美味しい。味玉は少し塩辛かったが、半熟玉子で味もちゃんと味玉。
ヨーロッパの日本料理店で枝豆を頼むと、必ずごまドレッシングかごま油がかかっているのはなんでだろう?こちらではごま油高いのに。
玄米茶はポットで。タイマーとセットで、タイマーがゼロになったら飲めます、と。
おいしかったです。
メニュー
ラーメン
ドリンク。日本茶や日本ビールもあります。
オスカー・シンドラー博物館(Oskar Schindler's Enamel Factory)に行ってきました@クラクフ:ポーランド
クラクフのオスカー・シンドラー博物館(英語:Oskar Schindler's Enamel Factory、ポーランド語:Fabryka 'Emalia' Oskara Schindlera')に行ってきました
目次
場所
住所:Lipowa 4, 30-702 Kraków, Poland
チケット
大人28PLN、(学生・高齢者24PLN)、家族グループチケット56PLN
(2022/5/31時点)
展示内容と低評価の理由
レビュー数が多いにも関わらず、Google mapの評価は低いです。
実際に行ってみて、低レビューの理由の内容に同意。
1.シンドラーについての展示がほぼない
日本語名称で”オスカー・シンドラー博物館”、英語名称で”Oskar Schindler's Enamel Factory”という名前なのに、シンドラーについての展示がほぼありません。旧エナメル工場の建物数棟を改築したかなり広い博物館にも関わらず、シンドラーに関する展示は横70 cm x 縦1mほどの文章のみのパネルが4枚、執務机の展示のみ。あとはアート的にエナメル製品が積み上げられている位です。
展示内容を表す名前を付けるなら「ポーランド近現代戦争史及びナチス博物館」かな。
2.展示方法への批判(ナチ礼賛的)
もう一つ指摘されているのは、全体的にナチス礼賛的な展示やオブジェが多く、”ファッショナブルなナチ”と”みすぼらしいユダヤ”のような展示になっていること。ドイツ人の友人曰く「同じ展示をドイツでしたら逮捕される」とのこと。
ナチス関連を展示しているエリアは、リノベーションされていて新しく、軍服や腕章などの物品や写真などが豊富に展示されています。
一方で、ユダヤ関連の展示は、ゲットーの子供がルーズリーフにボールペンで書いた日記(「食べ物がない、お父さんが働いていない」のような内容)とその翻訳が印刷されたパネルのパーテーションがリフォームされていない後半のエリアに少しあるのみ。
クラクフゲットーの壁(Fragment of Ghetto Wall)@クラクフ:ポーランド
クラクフの旧ユダヤ人ゲットー地域に、わずかですがゲットーの壁の一部が残っており、見れるようになっています。
特に大々的に展示されているわけではなく、壁の一部にポーランド語で説明が書かれている金属板が設置されているのみ。
場所
住所:Lwowska 29, 30-548 Kraków, Poland
オスカー・シンドラー博物館の近くです。
写真
ショパンコンサートに行ってきた@クラクフ:ポーランド
クラクフ観光のついでに、クラクフのショパンコンサートを聴きに行ってきました。
ショパンの曲のみ演奏するコンサートはポーランドに複数あり、その一つがクラクフにあります。
目次
場所
Chopin Music Concerts
住所:Chopin Gallery, 14 Sławkowska str
料金
70PLN
チケット予約はネットから可能(英語サイトあり)。予約なしでも当日行けば、空きがあれば受付けからも購入できます。
予約完了すると、以下のような確認画面が表示されます。
コンサート
コンサートは、毎日19時30分から開始されます。(開場は19時くらい)
チケットはワンドリンク(スパークリングワインかビール)が含まれています。
受け付けのおじいちゃんに日本人だといったら、「コンサートで使ってるピアノはヤマハだよ!」と言っていました。さすがにプレイエルはメンテナンスが難しいから無理だよね。。
オフシーズンかつ旅行規制緩和直後だったからか、ガラガラ。100席くらいですが、いたのは10人くらい?
開演前に、演奏者のプロフィールと曲目が配られます。この日の演奏者は、ヨーロッパの小さめのコンクールで複数入賞実績があるクラクフ音楽アカデミーの学生さん。
曲目はショパンの有名な曲がずらり。観光客がターゲットなのでライト層によさそうな選曲ですが、得意でない曲も入ってるのかな、という感じで、曲によってはかなり速弾きしたりしていました。笑
コンサートは一時間弱。多分一時間の設定だけど、何曲かかなり速弾きだったので早く終わった様子。
コンサートが終わるころには暗くなっていて、ライトアップがきれいな時間に。
お手軽にショパンを楽しめるコンサートでした。
カティーンの十字架(The Cross of Katyń)@クラクフ:ポーランド
クラクフのヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)の近くに、古い十字架の周りに大量にお花が供えられている場所がありました。
説明が記載されているであろう石盤はポーランド語のみの表記で、何の場所なのか最初に通りかかった時はわかりませんでした。十字架には「1940 Katyń 1990」と書かれています。
この場所が何の場所なのか、わかったのは「オスカーシンドラー博物館」での展示を見て。
展示の一部に、小さくこの事件の説明がありました。
要約すると、
Soviet NKVD(後のKGB)に殺害された4,443人のポーランド人将校や兵士の遺体が発見された場所。1939年秋以降に行方不明になっていたポーランドの将校・兵士の遺体で、ソビエト軍のポーランド侵攻時に捕虜になっていた人たちで、この事件はドイツによる反ソビエト感情をあおるプロパガンダに利用された。
シンドラー博物館では、軍服を着て半白骨化した遺体が大量に並べられていたり、木に括り付けられていたり。。かなり生々しい大量の遺体の写真が展示されていました。
場所
住所:30-001 Kraków, Poland
Karmello(ポーランドのチョコレートカフェ)@クラクフ:ポーランド
クラクフのチョコレートカフェ:Kramelloに行ってきました。
ポーランドで有名なちょっとチョコレートのお店のカフェです。
日本でもソラマチやヒカリエに出店しています。
日本ではピエールマルコリーニくらいのやや高級なブランド戦略・価格帯ですが、現地ではちょっといいチョコレート、くらいの感じです(日本でいうゴディバくらいのポジション?)
クラクフ旧市街内のパティスリーにもかかわらず、カプチーノは9.99PLN(約300円)、チョコは一粒1.5PLN(約45円)と非常にリーズナブルです。
チョコレートはお店で食べられるものと箱詰めで販売されているものが分けられています。お店で食べられるのは賞味期限短めで作り立てのいわゆるパティスリーチョコレートで、箱詰めで売られているのは大量生産で日持ちするものになっています。
チョコレートのアソートメントは、たくさん入っていて34PLN(約1,000円)~とこちらも日本のKarmelloの1/3~1/4の価格で買えます。
ヨーロッパのパティスリーチョコレートは、ダークチョコレートと砂糖が中心で日本人の好みに合わない者が多いですが、Kramelloのチョコレートはミルクチョコレートと濃すぎないダークチョコレートが中心なので、日本人の口にも合うのでお土産によさそう。写真のチョコレートは33PLN。
場所
住所:Floriańska 40, 30-962 Kraków, Poland
ドラゴンの巣(Dragon's Den)に行ってきた@クラクフ:ポーランド
ヴァヴェル城にある”ドラゴンの巣”(英:Dragon's Den、ポーランド語:Smocza Jama)を見に行ってきました。
目次
場所
住所:Wawel 5, 31-001 Kraków, Poland
写真
ヴァヴェル城(Wawel Catsle)のチケットセンターでチケットを購入。ヴァヴェル城は建物ごとに入場料が設定されていて(コンボチケットもあり)います。今回はDragon's Denのチケットのみ購入。
ヴァヴェル城の門から入ります。
入口の写真を撮り忘れましたが、Dragon's Denの入り口と書かれている小さな小屋のような建物から、階段を下りて地下に行きます。
地下に石造りの洞窟が広がっています。確かにドラゴン住めそう。
ドラゴンの巣を出たところに、住んでいたドラゴンの像があります。
子供たちに人気でみんな写真を撮っていました。
逸話
ポーランドで有名な逸話(童話?)の竜が住んでいた場所、というところらしいです。
微妙に仔細が異なる複数のパターンがあるようですが、大まかな話はこんな感じ。
クラクフの川沿いに生贄(牛)を要求する邪悪なドラゴンが住んでおり、人々はドラゴンに悩まされていた。二人の王子(兄弟)が討伐に向かい、牛の皮の中に硫黄を詰めた偽物の牛を食べさせ、ドラゴンを退治した。ドラゴン退治後、手柄を独り占めしようと弟王子が兄王子を殺害しドラゴンのせいにしようとしたが後に露見し、都市を追放される。)
中世ヨーロッパの民話って、起承転結で一貫した感じでなく、途中で「え、なんで?」となるものが多い。なんとなく、生臭い元ネタがあるんだろうなぁと思う。